(こちらは、2019年11月8日の記事です。)
反響があったので、再々推敲し、もう一度アップします。


私には、過去にピアノのトラウマがありました。


それは、とてつもなく怖い舞台経験とともに大きなトラウマとなってピアノが弾けなくなった時期があったというお話。もしかしたら、今現在、過去の私が抱えていたピアノへのトラウマや悩みを同じように抱えている人がいるかもしれない、微力でもお役に立てたらと、そのことについて書いてみようと思います。


私のピアノのトラウマについては以前こちらのブログ記事「わたしのパラレルキャリア 1.ピアノとデザイン」で書いています。


コンクールの舞台で頭が真っ白になるというステージフラッシュといった経験もありますし、演奏中、左手が動かなくなったりと、本当にぞっとするような経験もしてきました。人によっては、極度の緊張で足の震えが止まらない、手汗がおさまらない、本番が怖くて仕方がないという方もいらっしゃいますよね。練習では弾けていたのに、本番になると体の感覚が変わってしまい思うような演奏が全くできなかったという話も聞きます。


どのようにしたら、「頭が真っ白になったらどうしよう」「間違えたらどうしよう」など、数えきれないほど報告されている演奏の恐怖から自分を解放できるのでしょうか。


私自身もこれまでに多くの本や先生方のお話から解決の糸口をさがしてきましたが、「これがいいですよ!」と一概には言えません。なぜなら、一人一人育った環境も、考え方や捉え方、感じ方も全く違う人間なので、 方法を探し、片っ端から試し、自分自身に合う独自の方法を見つけていくしかないからです。



もしピアノを弾くことが怖いと本番前に恐れおののいているのであれば、なぜ自分はこんなにおびえているのだろうかと自分自身を客観視してみる。間違えるのがいや、 恥をかきたくない、 完璧な演奏がしたい、親の期待に応えなければならない、コンクールで絶対に賞をとらなければならない、オーディションに合格しなければならない、認められたいなど、ピアノを弾く人が心のどこかに少なからずあるかもしれないことが、大切な部分を忘れさせていることもあります。もし知らず知らずのうちに自分自身を狭い視野の中に閉じ込めているとしたら、それはとても苦しいですよね。


あなたがピアノを弾く純粋な核となるものはなんですか?何をどう表現したいのか、自分にとって何が本当のゴールなのか。賞をとること、合格すること、認められることは人間の世界では普通に良いとされることですが、どうか目に見えない部分の「こころ」と根本を見失わないでほしいのです。


ピアノを弾くことは、単に「ピアノ」だけではありません。規則正しい生活習慣から食べるもの、運動、精神をきたえ安定させること、体と心のバランスを保つこと、 練習方法の改善、音楽や作曲家や作品、歴史、哲学、宗教などについて学び実践的に落とし込んでいくことなど、生活の中にある膨大なものごととつながっています。


偏った自分自身の生活と思考を客観視し、一つ一つ生活を見直し軌道修正すること、そして、様々な人生経験と味わいきれないほどの感情とともに、解放された感覚が芽生え、安定したピアノ演奏を可能にしていくことと信じています。

ピアノは心だ。

ある神社の宮司さんから聞きました。古代中国(前漢時代)の経書『礼記』(らいき)にも『楽記』としてそのことが書かれています。もちろん、技術も大事ですので、あらゆる方法でたくさん、たくさん、たくさん、たくさん、練習します。あとはあなたの心次第。その心が無償の愛で満ちていたら、どんなに素晴らしいことでしょう。心のこもったピアノには、人々の心や魂を浄化する作用があり、聴いた人は涙を流したり、心が軽くなったと感じます。ピアノを弾く人たちや音楽家は、そういったお役目があるのだと思います。競争社会で心を病んでしまった音楽家たち、歪んだ思考を持たなければ自分を保てなかった音楽家たちも、きっと原点に気づき、心から浄化された音楽の世界で活動していくときがきているのです。



思うように演奏できなかったり、結果が出なくて人から認められなくても、自分の才能をあきらめないでください。舞台で何が起きても、忘れても、間違えても、笑われても、バカにされても…

だれもあなたからは何も奪うことはできません。



以前、テレビで世界的デザイナー・プロデューサーの 山本 寛斎 さんが旭山動物園 園長 坂東元さんとの対談の中で仰っていた強烈なお言葉をご紹介いたします。

「最終的に才能があるかというのは、自分で決めなきゃ、だれも決めませんよ。」


私の場合は、おかげ様で過去のトラウマや恐怖心から解放され、舞台にあがってピアノを弾くときには静かな心で演奏できるようになりました。もちろん、緊張はしますが、随分らくになりました。もし、今、誰かに心ないことをいわれたとしても、今なら大丈夫です。なぜなら、自分の音や音楽が心から大好きで、自分に才能がないなんて思わないからです。(諦めずに続けている自分を自分が認めているから。)自分にありがとう、心と体にもありがとう、ピアノが弾けることにありがとう、みんなにありがとう、そう思えるようになったのは、支えてくれたたくさんの皆さまのおかげです。それは、つらくてどうしようもなく、ピアノが弾けなくなるところまで落ちて、そこから色んな方々が一つ一つ丁寧に、大事に育ててくださり、傷ついた心を元気づけてくださったからです。そうしてくださった皆さまへの恩返しを込めて、ピアノで悩んでいる方がいたら、その方へこのメッセージが届いてもらえると嬉しいと思います。


毎日の中にあるほんの小さなことの積み重ねがあなたの思考を大きく変え、トラウマや恐怖がうそのようになくなり心から音楽を楽しめるという驚くべき変化があなたを待っているはずです。

おおごとにとらえなさんな!ピアノで失敗しても、少しはマシな次がある!ただし、自分で戸を閉ざさなければね。


九州弁です(笑)

あなたにあった克服法がみつかることを心から願います。


ピアノにおける自己価値の高め方
PUUQ的おすすめの方法


☆今までピアノをがんばってきた自分を
 自分で存分にほめる

☆過去にピアノを聴いてくれた人からの

 嬉しい言葉や笑顔を思い出す
 (紙に書く)

☆自分のピアノを聴いて喜んでくれる

 未来の聴衆やお客様を想像する

☆自分専用のアファメーションをつくり、

 毎日それを唱える(言葉の力は絶大!)



ピアノの演奏がうまくいく魔法
(練習の過程を経て、本番で演奏できる状態になった後)

一番は、感謝と謙虚な心。

☆ピアノを弾く前に、心から
 「弾かせていただきます」と思う。

☆ピアノが弾けること
 支えてくれている人全員に感謝する。

☆動いてくれる腕や指、健康な体、
 すべてに感謝する。


☆目の前のピアノ、木、すべてに感謝。

☆感謝が心いっぱいに広がると
 作曲家の魂や宇宙の叡智とつながれる



私自身、過去にピアノを聴いてくれた人やコンクールの審査員の方々から頂いた、嬉しいお言葉を紙に書いて、目に見えるところへおいています。コンクールの想い出で、一番うれしかったことは、審査員の方から「いちお客さんとしてあなたの演奏をもっと聴いていたかった」と書かれていたことです。(自慢です(^^ゞ 当時、自分に自信がなったので、このお言葉は、とても励みになりました。是非、試してみてくださいね。

ピアノの先生からいただいたご質問です。「一週間後が本番です。とてもあがり症で困っています。本番で緊張するのを和らげる簡単な方法はありませんか?」

コンクール、オーディション、発表会など、本番直前の方、即席の対処法

本番前にガムを噛み続ける

これは、脳内物質の影響により高確率で落ち着きますよ(^^)
実証済!ぜひ、お試しあれ!



桜友貴
puuq.mu@gmail.com

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